やっと参議院議員選挙が終わった。17日間はやはり長くいささか疲れたが、色々な人に会えて良かったと思う。結果はご案内のとおり。非拘束名簿方式という制度がもたらす結果は意外な面もあり、興味深かった。いずれにしても当選した皆さんには頑張って欲しい。
話は変わるが、最近の出来事で一番滑稽なものは富山大学の入試ミス隠ぺい問題において懲戒処分を受けた前副学長による処分案に対する異議陳述の請求である。自らの責任を認め反省を口にしていながら、処分が出されるとそれに対して不公平だとか過重だとか言って不服を言い出すという態度は「みっともない」の一語に尽きる。人の軽重を示すものの一つは事にあたった時の潔さだと思う。こんな人間がよくも国立大学の教授をつとめ、副学長の職にあったものだ!。富山県人のひとりとして本当に恥ずかしい。青春の大切な時にまわり道をしなければならなかった若者たちの心情を思う気持ちがあるなら、いや、何よりも公人としての自らの職責を真摯に考えるなら答えはひとつしかないと思う。 同じように不服を言っているものが8人もいるという。こんな連中が教授陣だとしたら、若者たちは一刻も早く違う大学に編入を考えるべきではないのかとさえ思う。 最近の世の中は程度の悪い連中が多すぎる。
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