人は時々笑ってしまうような失敗をするものである。もちろん僕も例外ではない。一昨日もやってしまった。情けないなあ…。 このことは男性特有の「恥かき話」なのかもしれないけれど,2年間に一度ほどの頻度で、うっかりズボンのファスナーを閉め忘れることがある。久しぶりにこれをやってしまった。誰かに指摘される前に気がついたもの、考えてみれば回りのみんなが見て見ぬ振りをしてくれていたのかもしれない。恥ずかしい!。いったいどれくらいの時間、無防備て野放図な格好でいたものやら。思い出しても赤面する。 毎日何度も繰り返す作業なのに,何故、最後の締めくくりでファスナーを閉めるという行程を忘れるのだろうか?ほとんど機械的に行われている作業なのに、どんなに酔っぱらっていても、あるいは半分眠っていても毎日確実に処理されている作業なのに、どうして平静な時間帯の中で時々こんな失敗が発生するのだろうか?不思議でならない。人間にとって、習慣的な行動の中で発作的に発生するアクシデントのメカニズムに通じる何か根源的な問題なのかもしれないと思う。そういうふうに考えると,だらしなく開いたファスナー部の訴えるものは奥が深い。もしも僕の失敗に気づいていた人がいたとしたら、僕はそのとき無意識ながらも皆さんに人間の行動様式の複雑さをアピールしていたのだと受け止めていただきたい。 そうは申せ、今度こんな失敗をしている僕を見かけたなら1秒でも早く、しかしこっそりと教えてください。お願いします。ところで女性はこんな失敗はしないものなのだろうか?。????。
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