参議院選挙が終わった。結果についての評価は見方によっていろいろあるのだろう。僕としては概ね予想していた範囲なのかな、と思っている。ただ富山県内でも民主党の票が大きく伸びたことが今後の県内の政治地図に及ぼす影響は小さくないと思う。現在進めている市町村合併が成れば来年4月にも選挙が実施される。その際の投票結果を注目しなければならないと思う。
ところで市内のひとつの投票所で職員が遅刻をして午前7時の投票開始時間に間に合わず、12分間遅れて開始されるという大失態があった。選挙管理委員会が責任を持つこととは言え、現場で従事した職員は市の職員なのだから富山市の責任は非常に大きい。ご迷惑をかけた有権者の皆さんに深く陳謝するとともに、選挙制度そのものに対する信頼醸成にも悪影響があったのではないかと心配している。朝一番に関係者に対し問題点の洗い出しと再発防止策を早急にまとめるように指示をしたが、先ずは猛省しなければならない。 担当者が寝坊をしたことが原因であるが、あまりの程度の悪さに開いた口がふさがらない。もう少し早い時間にバックアップ体制が取れなかったのかと考えると管理者の責任も大きい。いずれにしてもまったく緊張感のない執務姿勢であるこういう職員に対しては相応のペナルティーをもって臨まなくてはならないと思う。それはそれとして関係の皆さんにもう一度お詫びを申し上げます。
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