いやーっ、疲れました。 7日、8日、9日の三日間にわたって富山市役所から雄山山頂まで旧道を辿って歩いて登頂するという企画を実施した。日頃はケーブルカーやバスを使って室堂まで登り、そこから徒歩による登山というコースが一般的だが、立山登山が越中男児の必須の修行であった時代を偲んで現代に再現してみようというイベントである。全国から多くの参加者があったが元気に完歩した人が多かった。 単に登山ブームだからということではなく、それぞれの立山への思いを胸にしながらの山行であった。僕も途中からではあるものの難行に参加した。おかげで多くの参加者と汗をかきながら話ができ、実力以上のペースで歩くことができた。 早朝、3時半に起きた時にはガスが出ていたが、山頂の雄山神社で御祓いを受けた頃からすっきりと晴れ渡り、下りてくる頃には絶景が眼前に広がった。今は身体のあちこちが痛い上に、疲れて仕事にならない状態だけれど、今回の企画は良かったと思う。あらためて立山に対する誇らしい思いを強くさせられた。そしてもっと多くの人に旧道を辿って立山登山をしてほしいと思う。 二週間後にはいよいよ剣岳に再挑戦である。今度こそ登頂したいと痛い足をさすりながら決意している。頑張るぞ!
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