6月の初旬からチャレンジしていた自動二輪(中型)の教習がやっと終了した。教習所に通う時間を作るのに苦労したけれどなんとか卒業できたのだ。昨日の卒業検定もアップアップの状態だったけれど検定を通ればそれで一段落である。後は運転免許センターで手続きをすればその日から自動二輪車の免許取得者ということになる。せっかくだからなるべく早く手続きを済ませたいものだ。 もちろん、長距離のツーリングや一部の若者のような暴走行為をしたくて免許にチャレンジしたのではない。合併で大きな市域を有する都市となったことから、早朝に一人で市内のあちこちを見て回りたいと考えたことがきっかけである。もちろん技術的にはまだまだ未熟なのだから無理をせずにという条件付だ。 そうは申せ本当の思いはもうひとつ別にあるのだ。50歳の年に、これからは今まで縁がなくて挑戦してこなかった色々なことにチャレンジしていこうと小さな決意をしたのだが、その一環として今年は自動二輪免許を目標としていたのである。一昨年にはじめた登山は、回数こそ少ないものの、今も楽しんでいるし、昨年から取り組んでいるイタリア語の勉強も上達はしていないもののなんとか継続できている。「50代の挑戦」の第三弾が今回の自動二輪免許だという次第である。年寄りの冷や水と笑う人もいるかもしれないが、やがて充実した老後を過ごすためにも50代の今をどう生きるのかということは大きなポイントだと思う。ほとんど利回りのない預貯金に資金をまわすよりも現在の自分自身に投資したほうが有利ではないのかとも思う。しばらくはライダー気分で低速ドライブを楽しむこととするが、その後にはまた僕の新しい挑戦が待っているのだ。
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