昨日、8日付けで富山市の中心市街地活性化基本計画が政府から第1号認定を受けた。全国の多くの地方都市が中心市街地の空洞化という困難な課題に直面している中で、向こう五年間の活性化に向けた富山市の計画が評価されたということだ。この認定によって計画の遂行にいろいろな支援も生まれることから、着実に事業を進めなければならない。 もとより認定を受けることがゴールではないので、市、市民、商業者、企業などが一体となって将来を見据えた都市構造の構築に向けて努力していかなくてはならない。決して計画や行政だけが活力を生む担い手ではないのである。一人ひとりの市民が街づくりの当事者だということだ。であるにもかかわらず今朝の某紙に、中心部に住み中心商店街で営業していながら他人事みたいに行政頼みのコメントを寄せている商業者がいたのには驚いてしまった。行政の立場は意欲あふれる市民や商業者を支援するものであり、やる気のない個店をも支えるものでは決してない。所詮、自分しか見えていない人の言だということか。力が抜ける。 昨夜と今朝のNHK全国ニュースでこの第1号認定のことが放送されたことから、全国あちこちの知人が電話をくれたり、メールを送ってくれた。大いに激励もされて嬉しかった。有り難いことだ。あらためて意欲が涌いてくる。頑張ろう。
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