一週間ほど前からまた一つ新しいことを始めた。なんと生まれて初めてピアノに挑戦しだしたのである。そうは申せバイエルからおけいこを始めようというのではない。何か一曲でいいからピアノで簡単な弾き語りが出来たらなぁと思ってほとんど衝動的に始まったのである。西田敏行の歌でヒットした「もしもピアノが弾けたなら」の心境なのだ。 たまたま若手の職員の中に電気ピアノを貸しても良いという者がいたので僕の執務室に持ち込んでもらい、加山雄三の「海・その愛」の弾き語りに挑戦することとなった。その職員になるべく簡単な指使いで済むような楽譜を書いてもらい練習を開始して一週間くらいになるがなかなかに面白い。もちろん人前で披露できるようなレベルではないけれど一人で悦に入っているのである。 練習自体が面白いのはそのとおりなのだが、若い頃からやってみたかったことにまた一つチャレンジしていることが楽しいのだ。一昨年から始めたアルトサックスも続いているし、三年ほど前からやってるイタリア語の勉強も楽しい。忙しい毎日だからこそ集中できると思う。全ては楽しい老後のために…。 ところで4月7日の今年のチンドンコンクールのオープニングセレモニーでアルトサックスで出囃子を演奏することとなっている。こちらも練習しなくちぁ。
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