夏季休暇から昨夜帰宅した。のんびりと過ごし、気分転換ができた良い休暇だったと思う。毎年この時期に休みを取ることとしているのだが、一週間の休みを取ることができることを大変ありがたいと思っている。今日から職場復帰だ。遊んでいた分だけ倍にして働かなくちゃならない。いつもより早く目覚めたのもそのやる気の表われか? 頑張らなくちゃ。 この休暇の最中に、初めてスキューバダイビングに挑戦した。事前のレクチュアーを含めて一時間という体験ダイビングである。若い頃には海で素潜りをしたし、子供たちと一緒にシュノーケリングをしたこともある。したがって深水2〜3mくらいならいつでも素潜りで遊べるだろうと勝手に思っていた。そんなこともあって本格的な装具を付けてのダイビングというのは大げさに感じていて、今まで挑戦してみようという気にはならなかったのだった。ところが今回の旅の同行者全員で挑戦しようということになったものだからおっとり刀で参加したのである。一言で感想を言えば、大変エキサイティングな経験であった。海中散歩という言葉を実感した。約30分間の海中散歩であったが、息の続く間だけ潜っては水上に顔を出す素潜りとはまったく違う世界であり、感動した。ヤミツキにならなきゃ良いのだけれど…。 素朴な印象の一つに装具の重さに驚いたことがある。酸素ボンベやウエイトの重量は想像以上であり、水中はともかく砂浜や船上で一人で装着するのは大変だ。世の中には女性ダイバーもたくさんいるが、なかなかハードなスポーツなのである。しかしながら水中に潜ってしまえばその重さを感じることはまったくなく、ゆっくりと呼吸をしながら海底に腹ばいになっていると別世界に身をおいた気分になる。今回は初めての体験なので水深5m程度の水中散歩であったが本当に楽しかった。水中を漂いながら、かなり以前の浴槽のコマーシャルで使われていたコピーを思い出して心の中でリフレインしていた。「お魚になったわたし♪」と。 この体験の翌日には4時間にも及ぶ乗馬に挑戦した。乗馬は今回で3回目だが、時間が長かったのでお尻の痛さに苦しんだ。しかし何よりも困ったことはこの2日間のアウトドアでの体験により顔と手が真っ赤に日焼けしてしまったことである。今日から仕事で出会う皆さんから、遊びすぎだと指摘されそうで心配である。先にも書いたとおり、リフレッシュしたからには今日からの仕事に全力投球だ。よく働き、よく遊び、又よく働く、の姿勢で頑張りましょ。
|