選挙が終わって10日ほどになる。さすがに落ち着いてきて、通常どおりの仕事モードに入ってきた。やるべきことが山のようにあるのだからしっかりと仕事に邁進したい。
さて、今回の選挙は市議会議員選挙と市長選が同時に執行されたので、僕自身が市長選の候補者という立場でありながら市議会議員選挙においては選ぶ側に立つこととなる。そんな関心から、選挙公報を見ながら各候補者の主張をゆっくりと確認する機会を持つことができた。そして大いに驚き、あきれてしまうこととなったのである。 ある共○党の候補者の選挙公報の内容のあまりのひどさに本当にあきれかえってしまった。何故なら、「お出かけ定期券」など市民に人気のある施策について自分が実現させましたと述べていたからである。この議員はほとんど毎回の議会で予算案に反対をしてきている。予算に反対してきた議員がその予算に含まれている施策を自らの手柄のように語るとは…。全くあきれはててしまう。そもそも「お出かけ定期券」制度は僕がアイデアを出し、職員やバス事業者と一緒に苦労しながら作り上げたものである。それをまるで自分が作ったように喧伝する厚顔ぶりには驚くしかない。しかもこの施策を含む予算案に反対しておきながら自分の手柄であるかのように選挙公報で述べる態度にはあきれて開いた口がふさがらない。 いくら選挙で票が欲しいからといっても節度というものがあるだろう。しかも選挙公報の内容とは重いものである。軽々に口からでまかせを述べることは許されない。議員たるもの予算に反対したのなら最後までその判断に責任を持つべきであろう。市民に人気のある施策だからといって票のためにころころと主張を変えるのはあまりにみっともない。あさましい人間のする事である。もう少しきちんとした議員だと思っていたが、そうではなかったということか。あさましさにゆかりのある人なのだ。これからは、あさましゆかりと名乗ったらどうだい。(最後の一文は分かる人にしか分かりませんね。ん?)
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