ここ数日雪の日が続いている。今日も朝から大雪だ。日中も間断なく降っているようだ。今日から予算査定で巣篭もり状態になっているので雪の中を外出することはないのだけれど、外での仕事の人は大変だろうなあ。深夜、早朝に除雪に従事してくれている人たちの苦労も大変だ。頭が下がる。 ところで、今朝出勤してくるときには融雪装置のある道路を選んで移動して来たのだが、排水口に雪が溜まるなどしてあちこちで道路上に水があふれていた。そういった道路を何事もないかのように走りぬけていく車を何台も見かけた。当然のこととして道路わきの水を跳ね上げ、それが歩行者にかかってしまうこととなる。寒い雪道を歩いているうえに、冷たい水を浴びせられたのではたまっものではなかろうに。どうして歩行者に対する配慮が出来ないのだろう。少なくとも僕はそんな運転はしない。最近は自分で運転する機会が少なくなっているものの、かつては毎日かなりの距離を自動車移動していた。雪の日だけではなく雨の日も含めて、いつも歩行者に迷惑をかけぬように減速したり反対車線に出たりして運転していた。当然のことである。子どもの頃にすれ違う車から水をかけられた経験はほとんどの人が持っているのではないだろうか。僕も小学生の頃に泣きたい思いをした記憶がある。だからこそ歩行者に配慮しようという気持ちになってくる。それが自然だと思うのだけれど…。今朝、何台も見かけた水かけ運転のドライバーはそんな経験がないのだろうか。案外、周囲に気づかいのできない人が増殖しているのかも知れないなあ。かく言う僕も、自分の気付かないところで他者に迷惑をかけていることもあるに違いない。もって他山の石と銘ずべきか。
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