謹賀新年。今年も宜しくお願いします。相変わらずの遅ればせながらのご挨拶です。3日をもって冬眠から目覚め、4日から活動開始。何となく世間の雰囲気が明るくなった気がする。そうだよね、今こそ落ち着きのある楽観主義が大切なんだよね。 今日は消防の出初式。伝統にならえば出初式は1月の6日ということになるのだが、消防団の皆さんは仕事を持ちながらのボランティアだけに参加しやすさを考えてここ数年は三箇日があけた最初の日曜日に行なってきた。今年は暦のめぐりの関係で6日の日曜日ということになった訳だが、結果的に伝統に戻った形になり良かったと思う。参加消防職団員は総勢1,487名、車両65台、消防防災ヘリ1機という充実した出初式となった。分列行進はきびきびとしたものだったし、はしご登りやまとい行進、裸放水といった演技も緊張感があり良かったと思う。日頃の訓練のたまものであり、そのことが市民にも伝播して防火意識が高まることになり、出火件数の減少に繋がっていると思う。消防職団員の精勤ぶりに頭が下がる。有り難いことだと思う。 さて、今年はその後に行なわれた消防海上出初式にも出席した。消防艇による登舷礼、潜水演技、そして一斉放水とこちらも規律正しい訓練の様子に触れることができた。氷雨が降る中ではあったが多くの市民に見学をしていただいたことも良かったと思う。 年末に行なわれた消防音楽隊の設立30周年記念コンサートの際に僕が1曲だけ特別参加をして演奏したことを知っていた参加者から「来年は裸放水に参加したらどうだい。」とからかわれてしまった。締め込み一枚で裸をさらすことは還暦の身にはいくらなんでも醜悪過ぎるでしょう。後からの海上出初式の際には、潜水演技に参加してはと誘われる前に演技者の若い隊員に話しかけた。みんなボンベ100本以上潜っているとのこと。そりゃあそうだよね。あたり前のことだが僕のダイビングの経験じゃとてもついていけません。冗談でも誘われることはあるまい…。今年もどこかでスキューバダイビングをしたいとは思うけれど…。
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