先月のバリ島への出張の帰途で発生した面白い?エピソードをご紹介します。 4月25日にデンパサールから羽田に着く便で帰国したのだが、エピソードはこの時の機内で始まったのである。もっとも根本の原因はデンパサール空港近くの中華料理店での昼食に起因している。この食事の際に、最初に出てきたエビ料理を食べながら「結構こういう料理が危ないんだよね。」などと同行者らと語らっていたのだった。やがて僕らを乗せた便は出発し、安定飛行に移ってからはアルコールなどが供された。ところが大好きなビールなのになかなか進まないうえに胃に膨満感をおぼえていた。やがて軽い吐き気を感じた僕は「あのエビだ!」と直感した。吐き気が強まったのを期にトイレで思いっきり吐いた。同行者にその旨を話しても誰も体調に異変は無いと言う。僕が敏感すぎるのか、あるいは抵抗力がないのだろうと結論付けていた。その後は機内でも元気になり、ワインも飲み、機内食も摂って帰国した。翌日は朝から夜まで間隔をおいて公務が予定されていたのだが、忙しく走り回りながら何とかこなし最終便で帰宅した次第。ところが機内では吐き気など出なかった同行者のその後の様子を聞いて驚いてしまった。彼らは帰国後、ホテルでベッドについてから体調を悪くし、僕が元気に飛び回っていた26日は死んだように過ごしていたらしい。ある意味では深刻で怖いエピソードなのである。 つまり、胃の中に悪いものが入った時点で吐き気を感じて吐しゃできれば軽い影響で住むのだけれど、胃で違和感を感じずにそのまま吸収が進み腸にまで影響が出ると深刻な結果になるということだ。絶えず胃のセンサーを敏感にしておくことが大事だということだろう。悪いものが体内に入ったら熱が出るとか吐き気をもよおす、そのサインを見落とさずに対処することが肝要ということだ。思えば小さいときからよく吐いた記憶がある。あまり薦められた食生活じゃなかったのかもしれないなあ。でも大病をせずに今日あるのもサインを見逃さなかったからだと思う。健康管理とは自己管理・自己責任ということだ。
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