ここ数日は立山連峰を見晴るかすことができる素晴らしい天気が続いた。晩秋から初冬にかけて、こういう日が多くなる。富山の良さを、本当の魅力の一端を感じることのできる大切な時節なのである。この時期から12月の初めまでの短い期間を大切にしたいと思う。夕方の陽光が長くなる時期なので運が良いと赤く染まった立山連峰を見ることができる。一年に何回しかない、希少な景色を見ることのできるチャンスを逃したくないと思う。そんな時には、富山方式ということにしてどんなに重要な会議でも中断して山を眺めるルールを作れたら良いのだけれども。まあ、天気の良い夕方は急いで仕事をして「赤い山脈」を見る機会を逃さないようにしましょう。
ところで、不明にも今日まで知らなかった言い方に出合った。「超高齢、タシ社会」という言葉である。今日出席したあるシンポジュームで主催者や来賓の挨拶の中に複数回出できたので「おやっ」と思った次第。少子高齢化の時代が深刻化し超高齢タシ社会になると言うのである。少子化の先に多子社会が来る?といぶかしく感じながら聞いていたのだが、挨拶の切れ目で隣の方に尋ねてみて意味が分かった。多子社会ではなくて多死社会のことであった。「超高齢多死社会」という言葉。不明にも今日初めて知った。調べてもらうとかなり前から使われているとのこと。つくづくとわが身の不明を恥じる。それにしても多死という言葉には驚いた。多死社会ねぇ〜。僕の語感には合わないけれど、どうも広く使われているらしい。日本語としてどうなんだろう…。あまり使いたくはないけれど…。あ〜あ…。
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