昨夜はフィレンツェから訪ねて来られた旧知の日本人のカップルと食事をした。彼は日本人として初めて旧都フィレンツェでイタリア料理店を開設して、今日まで大繁盛を続けているシェフである。以前にフィレンツェのレストランで御馳走になって以来の再開であったが楽しい時間を持つことができた。最近彼の店にレディー・ガガやトム・ハンクスがお客さんとして来たという話に驚いてしまった。凄いことだなあ。来年、もしもG7の環境大臣会合がフイレンツェで開催されることになったら是非とも訪問したいことを伝え、再開を約束してお開きとなった。 そんな楽しい夜だったのに就寝中に見た夢は暗くなるような内容で寝覚めが悪かった。10時前に眠りに就いたものの1時半頃に目が覚めてしまい、それ以後1時間おきに不安になるような夢で目を覚まさせられた。最初が、以前にも書いたことがあるが、経営している事務所にまったくお客が来なくて経営不安に苛まされるという内容のもの。次が、乱雑に荒れ散らかされている自宅を片付けても片付けてもきれいにならないという内容。この時は亡き妻が登場し、早くきれいにして欲しいとせっつかれたような気がする。そして3番目が、なぜかクラウンを運転していて、降車したとたんに坂道を動きだし、慌てて追いかけたものの岩場にぶつかってしまうというもの。それでも車はほとんど傷がついていないという不思議なストーリーであった。 めったに夢で目が覚めるということが無いのに、なぜ楽しい時間を過ごし充実した思いで眠った夜に不快感が残るような夢を見たのだろう。夢判断の能力など無いので分からないけれど後味の悪さが残った。ここ暫く、下の娘を怒らせてしまい気持ちの通じ合いが不十分なまま過ごしてきたことが気がかりだったのだろうか。そのうえ昨日は彼女が体調を崩したと言って早くから自室で休んでしまい顔を合わせることが無かったことが影響したのだろうか。 今夜の夢が娘たちとフィレンツェの街を散策しているようなものだと良いのだが…。
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