平成29年1月23日

 昨日のことである。近くのコンビニで「ホット・コーヒー。ラージ。支払いはエディで。」と注文したところ若いお嬢さんの店員が「Sですか、Mですか、Lですか」と聞いてきた。「ラージです。」と答えるとまた「Mですか?」とのこと。しかたなく「Lです。」と応えて何とかコーヒーを売っていただくことができた。思わず吹き出しそうになったが平静さを装っていた。大丈夫なのかこの店はと思ったが、大丈夫なのか我が国はと案ずるべきなのかもしれない。このコンビニでは店員の名札がすべてひらがなで書かれているのだが、その意味をやっと理解することができた。
 今度は「冷やし珈琲を大盛りで。」などと注文してみようかな。

平成29年1月20日

 いよいよトランプ大統領の誕生だ。アメリカも世界も大きな転換期に入りそうだ。変化を歓迎したい気持ちがある半面、混沌や混乱が一層深まるようで不安でもある。時代はどこに向かって進もうとしているのだろうか。
見通しの利かない時代になってきたものだ。そうは言っても、とにかく明日、世界的なリーダーがデビューする。アンテナを高くすることが必要だと思う。
 
 さて、トランプ論や批判をしようとして本稿を書きだしたわけではない。ただ過日のメルリ・ストリープの批判に対して彼がツイッターでつぶやいた「(メリル・ストリープは)ハリウッドで最も過大評価されている女優だ。」という意見に対して、そんなことはないだろうとの思いを述べてみたい。僕はメリル・ストリープを高く評価している。例えばジュリエット・ビノッシュやケイト・ブランシェットなど大好きな女優が何人かいる。メリル・ストリープはそんな中でも最高の演技者だと思う。彼女は若い頃からオバさん顔である。そしてもう若くはない。ニコール・キッドマンのようにスタイルが良いわけでもない。いや、むしろ悪い。それでも彼女は引きつけられるような表情や演技をする。作品によって足首の太さまで変えてみせているように見えるくらいだ。例えば「ソフィーの選択」の場合など、一つの作品の中で状況の違いにあわせて顔の幅まで違えて見せてくれる。こんな役者を他には知らない。「幸せをつかむ歌」でのギターのテクニックや「マンマ・ミア!」などで見せる美声と歌唱力。役柄によってにじみ出てくる気品や威厳。残念ながら僕の英語力では十分に受け止めきれていないと思うけれど、作品に対する深い解釈力が凄いとも思う。最高の名優だと思う。トランプさんが彼女をどう評価しようが僕には関係のないことだ。僕はこれからも黙って彼女の出演作を買い続けていくのだ。トランプ大統領の誕生にあわせてこれだけは言っておきたかったのだ。
 ちなみに僕が持っている彼女の作品を披露しておきたい。
「ディア・ハンター」「クレーマー・クレーマー」「ソフィーの選択」「恋におちて」「愛と哀しみの果て」「永遠に美しく」「マディソン郡の橋」「母の眠り」「プラダを着た悪魔」「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」「「幸せをつかむ歌」「8月の家族たち」

平成29年1月17日

 やつと雪が緩んできたようだ。土曜日の雪はあらかじめ予報が出ていたものの侮っていたところがあり、また忙しく予定があったこともあり、除雪もせず長靴も履かずに出かけてしまった。結果的にはスーツを濡らしてしまいあちこちシワだらけになった。おかげで翌日の日曜日から昨日まで同じスーツで過ごしてきた。違うスーツも濡らしてしまうくらいなら、みっともないけど雪が落ち着くまで同じスーツで過ごそうと決めたからである。僕は同じスーツで4日間も過ごすということはほとんどないので、何人かの人からどうしたの?というふうに訝しがられた。今日は朝から雪が緩んできたので久しぶりにお気に入りのジャケット姿である。冬でも雪の下を歩くことさえなければオシャレを楽しむことができる。そんな暮らしをしたいと思う。

 今日は亡き妻の誕生日である。そしてあの阪神淡路大震災が発生した日である。平成7年のあの朝のショッキングな映像を忘れることができない。あの朝は妻と二人でテレビにくぎ付けとなっていた。その妻も今はいない。この日が来ると犠牲者や被災者のことを思うが、同時に妻とのいろいろな思い出にひたる機会でもある。今朝も仏壇に花を添え、蝋燭に火をつけ手をあわせて来た。夜には、ひょっとしたら娘が妻が好きだったものを買ってきて仏壇に添えるかもしれない。わが家にとって今日はそんな日なのである。
 3日前に恒例の啓翁桜が届いていた。冬に咲く寒桜の切り枝である。妻の誕生日を待っていたので今夜手入れをして花瓶に飾りたいと考えている。来月初旬には満開になるであろう。一足早い春がやってくる。以前にもこの桜の話題に触れながら、娘たちにも春よ来い、などと書いていたことを思い出した。おかげで昨年、長女に結婚という春が来たのかもしれない。だとしたら、次は下の娘にも春よ来い、と書いてこの稿を閉じますかな。

平成29年1月4日

謹賀新年。あけましておめでとうございます。雪もなく穏やかな正月です。元日の午後に娘たちと一緒に地元の姉倉比賣神社と日枝神社へ初詣に行ってきた。どちらも大変な人出だった。良い年であることを願うばかり。
 今年は誕生日を迎えれば65歳になるという年だ。僕の人生もいよいよ後半に入っていくということだ。歳相応の成長を意識しなければならないと思う。いくらなんでも円熟とは言わないけれど、大人ぶりを示すことが求められる歳になったのだなあ。一日一日を大事にすることかな。充実した年にしたいと思う。
 県議会議員になった平成7年から年賀状を出さないという横着ぶりを続けているにもかかわらず今年も多くの方から賀状をいただいた。頭が下がるばかりです。有難うございます。今年も宜しくお願いします。
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