平成30年7月31日

 今日で7月が終わる。退院してから20日ほどが過ぎた。ゆっくりと焦らずに通常の暮らしに戻そうと早い時間に帰宅するなどしながら過ごしてきた。入院中に5㎏ほど落ちてしまった体重も2㎏ほど戻ってきた。まあ順調にきたかな、と思う。明日から月が替わるのでそろそろいつもの調子に戻していきたい。大きな仕事も待っている。ストップウォッチのスタートボタンをリセットするつもりでフルスロットルで行きますかな。頑張ります。

平成30年7月10日

 いよいよ午前中に退院する。今夜は娘たち二人と快気祝いをしようと思う。次女の誕生祝いも兼ねてね。
 昨日に続いて、くどいけれどもドクター、ナース、そしてスタッフの皆さんに心からのお礼を言おう。お世話になりました。本当にありがとうございました。
 今日は退院にあたって、ひっそりと、自分自身に誓いを立てようと思ってデスクトップを開いた。僕の父は今年95歳になる。おそらく入院したことは無いのではなかろうか。少なくとも僕の記憶の中では父の入院というシーンは無い。今日も元気に畑仕事をしているに違いない。父がかように元気にしている中での息子の入院はあまりにも情けない。そこで密かな誓いにつながるのだが…。僕は今後の生き方を見直し、父の歳までは決して入院しないように生きていくことを目指したいと思う。誓ってできることではあるまいが…、健康管理を意識することはできる。適度に運動しながらストレスをためず、暴飲暴食を慎むことはできるはずだ。よし、今日からは生き方をリセットだ。もう無理の利かない歳になったことを受け止めて、長持ちのするライフスタイルで生きていくのだ。頑張ろう。まだまだ人生は30年間も残されているのだ。青年期を経て壮年期を過ごし、いよいよ老年期に入ったということだ。しぶとい年寄りとして父に負けない人生を紡いでいくこととしよう。

平成30年7月9日

 いよいよ明日10日に退院することとなった。退院後もしばらくは静かに暮らす必要があると思う。焦らずに通常の暮らしや仕事ぶりを回復していくつもりだ。あらためて多くの方にご迷惑をおかけしたことをお詫びし、お見舞いいただいた方やご心配いただいた方に感謝します。
 ある意味では良い経験になったと思う。なにせ本格的な手術が初めてであるうえに、長期の入院というのも初めてのことである。ドクターやナース、スタッフのご苦労がよく分かったし、入院患者やご家族の悩みもうかがうことができた。これからの仕事に生かしていきたいと思う。
 ところで、今日で16日間、まったくアルコールを摂取していない。今の感覚としてはそれほど欲しくもない感じである。こんなに長期間にわたって断酒をしたということは過去にあっただろうか。少なくとも成人してから今日までの日々で初めてのことだと思う。主治医の先生にお願いして退院直前に採血してもらい、断酒の影響があるのかないのか分析してもらいたいと思う。二ケ月もの間断酒したのならともかく、この程度じゃ何の改善も無いとは思うけれど…。いずれにしても貴重な経験をしたと思う。今後は健康管理に気を使い元気に暮らしていきたいものだ。

平成30年7月7日

 まだ病院にいる。今日は次女の誕生日。今年も一緒に祝ってやることができず申し訳ない気持ちでいっぱいだ。昨夜チョットだけメールでやり取りしたので気持ちだけでも伝わっていると良いのだが…。
 さて、昨日知り合いから借りた本に「銀河鉄道の父」という小説がある。夕食後に読み始めたのだが一気に進んだ。あの宮沢賢治の父のストーリーである。こういうタイトルをつけられるとまったく参ったなあという気持ちにさせられる。そうか「銀河鉄道の父」か。素晴らしいネーミング・センスじゃないか。こういうところが僕にはまねのできないところなのだ。参ったなあ。昔、劇作家の山崎正和さんの戯曲、「野望と夏草」を読んだときには、そのタイトルのつけ方に圧倒的に、完膚無きまでにやられたと思った。「野望と夏草」。このタイトルだけでその戯曲の大筋が容易に予想できるじゃないか。この“夏草”という言葉の使い方。こういうセンスに憧れるもののわが身の非才さを知らされるのみ。教養のなさがなせることだ。今さら嘆いてもなあ。焦らず読書を続けますかな。
 今のわが身は、「読書する豚」か「腸閉塞がくれた時間」といったところだな。


平成30年7月6日

 今日も入院中。朝食を終え、新聞を読んだ後、ワールドカップ関連の軽薄な番組を見るともなく見ていたら驚くべきニュースが流された。麻原こと松本智津夫死刑囚の死刑が執行された。思わず興奮した。感動した。我が国の法治のために最大の決定であり断行であると思う。世論の流れがどこへ向かおうとも、世界の潮流がどちらを向いていようとも、わが国の法治の現状と日本人固有の道徳観から見て死刑は肯定されなければならない。初めて法律を学んだ若い日から今日まで変わらない僕の信念である。最近の世相を見ても、いわれなき殺人を抑止する観点からも被害者や遺族の感情への配慮からもその信念を強くするばかりだ。そんな中で行われた今日の執行を断固として支持する。とりわけオウム事件の異常性に鑑みれば一般の死刑囚に対する執行以上に重大な意味を持つと思う。上川大臣に対して賛辞を送りたい。いや大絶賛したいと思う。報道では共犯である早川紀代秀死刑囚、中川智正死刑囚の執行もされたとのこと。さらにオウム関連の死刑囚が今日中にあと4名についても執行されるのではないかとも報道されている。上川法務大臣の大決裁を支持する意味で大臣の後援会に政治献金をしたいと思う。それが僕ができる日本の正義と理性に対する支持の姿勢の表明になると思うからである。
 感動のあまり一気に書きなぐってしまった。敢えて、読み直すことをしないでこのままアップしたいと思う。誤字脱字、事実誤認などあるかもしれない。いずれにしても文責はすべて僕にある。

平成30年7月5日

 久しぶりに入院しています。病名は「腸閉塞」。めったにない入院なのだから、もう少しお洒落な病名の病気だと良かったのに…。例えば、マイコプラズマ症候群だとか何とか…。などと冗談を書いていますが、数日前までは術後の辛さで死んでいました。手術がこんなにつらいものだと初めて体感しました。今は術後の療養なので落ち着いています。
 先月の28日の深夜から強い吐き気に襲われて朝まで眠れずに吐いていました。29日は議会の最終日だったので無理を押して閉会の挨拶を終えました。まったく声が出ず、議場からいぶかる声が出ていたことも認識していました。閉会後に診察してもらって、「腸閉塞」と判明。夕方からの緊急手術と相成った次第です。褒められた対応ではなかったと反省しています。後は、もう数日間ドクターの許可が出るまで入院して体力の回復につなげたいと考えています。多くの方にご迷惑をおかけしたことに心からお詫び申し上げ、またご心配頂いたことに感謝申し上げて、とりあえずの報告とさせていただきます。
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