平成31年3月27日

 先に書いたキラキラネームの正解を早く知りたいという声が届いたので、少し早すぎる感が無いでもないけれど披露することとします。
正しい読み方は次のしおり。
 ①るんた ②さいん ③あげは ④しゅがあ ⑤ひげき ⑥ぴゅあ ⑦あとむ

自分の子供にこういう名前をつける親の気持ちが全く理解できない。①の「るんた」は楽しくて「るんるん」からきてるのかな。②の「さいん」は「sing」からか、③の「あげは」はまったく分からない。漢字を見るとどう考えてもキャバクラ嬢の名前じゃないか。④の「しゅがあ」は「さ+とう」からか。⑤の「ひげき」は異常だ。音からイメージするのは「悲劇」だけどね。⑥の「ぴゅあ」はピュアな心という意味だろう。⑦の「あとむ」は空を飛ぶ鉄腕アトム?かな。どれも読めた人がいるとは思えないけれどね。名刺を使う時にはふり仮名が必須であろう。

 もっとも著者の伊東さんによれば、大伴家持だって普通に読めば「やかもち」とは読めまい。源頼朝も知っているから「よりとも」と読んでいるのだということになる。たしかにそうだよね。徳川将軍の家斉(いえなり)も家茂(いえもち)も慶喜(よしのぶ)も知っているから読めているのである。そう考えてみるとキラキラネームは昔からあったとも言える。命名した親の気持ちを尊重して認めてあげるべきということなのかな。いずれにしてもご勝手にどうぞ。ちなみのわが家の娘たちは「蕗子」と「頌子」。読みにくいと言えば読みにくいか。僕が勝手に命名しました。






平成31年3月25日

 過日、「王子様」という名前を自らの意志で「肇」と改名したというニュースがあったが、おかしな名前を付ける親がいることに驚いた。改名を許可した家庭裁判所の判断は当然のことだと思う。この報道に触れて初めてこういう風変わりな名前のことをキラキラネームと言うのだと知った。たしかに最近はいかにも当て字読みの名前とか漢字とまったく関係のない読み方をする名前などに出会って面食らうことがある。そういう名前の総称をキラキラネームと言うらしい。そして偶然にも伊藤ひとみという人の著書「キラキラネームの大研究」という本の存在を知ったので早速購入してみた。読み進むにつれ呆れた親がいるものだと絶句させられてしまった。親の命名権をなんと心得ているのであろうか。不思議でならない。まあ、勝手にやってくれという気がしないでもないけどね。

 この本の中にはたして幾つ読めますかというクイズが掲載されているので紹介してみたい。
 ①楽汰(男) ②手真似(男) ③愛夜姫(女) ④紗冬(女) ⑤陽夏照(男) ⑥心(女) ⑦空翔(男)

 (正解は後日この欄に書きましょう。)

平成31年3月22日

4歳の時に東日本大震災による津波で両親と妹を失った昆 愛海(こん まなみ)さんが小学校の卒業式を迎えたという記事を見た。行方の分からないお母さんに「ままへ。いきているといいね おげんきですか」と手紙を書きながら眠ってしまった彼女の写真が忘れられない。そうかあの子が来月から中学生になるのか。涙を禁じ得なかった報道に感動して彼女のことを初めてこのコーナーに書いたのが平成23年(2011年)3月31日。爾来、平成25年(2013年)3月13日、平成26年(2014年)3月12日、平成28年(2016年)3月11日と何度か彼女のことをブログに書いてきた。今年の3月11日の読売新聞に彼女の記事が無いことを寂しく感じていたが、なるほど、小学校の卒業という視点で書いてきたか。さすがは大手の新聞社だ。目の付け所が違う。かなわないなと思わされた。それはともかく、愛海さんに卒業おめでとうと言おう。いつも前を向いて元気に充実した中学校生活を過ごしてほしいと思う。頑張れ! (過去に4度彼女について触れている僕のブログを読んでみて頂けると有難い。)
 

平成31年3月4日

 早朝4時30分に起きて玄関に飾っておいた男雛・女雛の人形と飾り屏風を片づけた。かわりに桜の絵を下駄箱の上に飾る。すっかり春の気分。今年の啓翁桜は不思議に長持ちをしていて今朝も満開状態。玄関の中で絵画の桜と本物の桜花が競い合って咲いている。わが家の玄関は春本番だ。調子に乗って廊下に架けていた戸出喜信さんのリトグラフ、「パリの冬」を「パリの春」に架けかえた。パリの街並みのマロニエの白さがまぶしい。季節の変わり目のわが家の風物詩だ。気分がリセットされて清々しい。今週も気合を入れて働きますかな。

平成31年3月1日

 今日から3月。いよいよ春だ。昨年の12月に導入した電気で融雪するマットのコンセントを抜いて片付けた。年末に2日だけ電源を入れたがほとんど使わないまま使用休止となった次第。昨年の夏に買い替えた新型の除雪機にいたっては一度も稼働しないままエンジン内のガソリンを抜くことになることは確実だ。いつでも出動できるように2台の除雪機の体制を整えて、雪よかかって来いと遠吠えをしていたのだが空振りに終わったということ。1年前は記録的な大雪、そして今年は記録的な暖冬。これも気候変動の一端か。新車を買ってドライブに出たいとタイミングを見ていたのに車庫にしまったまま新古車になっていく運命だったのか。まあそれも良しとするか。庭の隅で蕗の薹が顔を出している。春が来た。
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