平成15年10月10日
最近、全国で農作物の盗難事件が頻発している。困ったことだし、嘆かわしいことだと思う。
僕は農家の長男なので被害にあった生産者の心情が痛いほどに分かる。盗難どころか自然災害による被害や、農作業上の不注意によって被った損害であっても収穫までの苦労を思うと諦めきれないものだ。学生時代に、僕の不注意によって収穫したばかりの梨を移動中のトラクターから箱ごと落としてしまったことがあるが、それまでの両親の苦労を思うと居たたまれなかったという記憶がある。
今の時代に飢えを癒すために農作物を盗んで口にするという者はいまい。一定の量を盗んで売却する目的なのであろう。あるいは愉快犯なのかもしれない。いずれにしても嘆かわしい時代になったものだ。農作物はどんな作物であれ、額に汗して働くという行為の結晶ではないか。金銭上の損失だけではなく、収穫の喜びという金銭以上のものを奪ってしまうことなのだ。実に腹が立つ。
今朝の報道にあった、人の田に夜中にコンバインを持ちこんで稲刈りをして盗んでいったという事件は言語道断である。万一にも犯人が農家であったとしたら(農家以外にコンバインは持っていまい?)、もう世も末である。刈り残された稲穂を刈る時の生産者の心中を察するに余りある。
僕は農家の長男なので被害にあった生産者の心情が痛いほどに分かる。盗難どころか自然災害による被害や、農作業上の不注意によって被った損害であっても収穫までの苦労を思うと諦めきれないものだ。学生時代に、僕の不注意によって収穫したばかりの梨を移動中のトラクターから箱ごと落としてしまったことがあるが、それまでの両親の苦労を思うと居たたまれなかったという記憶がある。
今の時代に飢えを癒すために農作物を盗んで口にするという者はいまい。一定の量を盗んで売却する目的なのであろう。あるいは愉快犯なのかもしれない。いずれにしても嘆かわしい時代になったものだ。農作物はどんな作物であれ、額に汗して働くという行為の結晶ではないか。金銭上の損失だけではなく、収穫の喜びという金銭以上のものを奪ってしまうことなのだ。実に腹が立つ。
今朝の報道にあった、人の田に夜中にコンバインを持ちこんで稲刈りをして盗んでいったという事件は言語道断である。万一にも犯人が農家であったとしたら(農家以外にコンバインは持っていまい?)、もう世も末である。刈り残された稲穂を刈る時の生産者の心中を察するに余りある。
平成15年10月6日
10月4、5日の両日、以前から希望していた剣岳登山に挑戦した。初日は雪模様となり凍えながら剣沢小屋にたどりついた。小屋の主人があらかじめ山頂近くまで確認のために登ってくれており、僕らが小屋に着くやいなや、状況の報告があった。それによると上のほうは凍結しており極めて危険だとのこと。やむなく登頂を断念した。せっかくの機会ではあったが仕方がない。慎重が肝要ということだ。
2日目は一転して快晴となった。目の前にそびえる剣岳の威容に感動した。間近でみると圧倒される。次の機会に再挑戦したいと思う。あの新田次郎は『剣岳・点の記』の取材のために64歳のとき、9月の雨の日に剣岳登頂をしたと聞いた。僕にはまだまだ時間があるということか。
せっかくの天気だったので、急遽予定を変更して別山に登ってきた。快晴の山頂からは富士山、白山、槍ケ岳などの山々が遠望でき、また富山湾や能登半島までの素晴らしい眺望を楽しむことができた。山頂で飲んだビールの味は格別であった。やっぱり山はいいなあ10月4、5日の両日、以前から希望していた剣岳登山に挑戦した。初日は雪模様となり凍えながら剣沢小屋にたどりついた。小屋の主人があらかじめ山頂近くまで確認のために登ってくれており、僕らが小屋に着くやいなや、状況の報告があった。それによると上のほうは凍結しており極めて危険だとのこと。やむなく登頂を断念した。せっかくの機会ではあったが仕方がない。慎重が肝要ということだ。
2日目は一転して快晴となった。目の前にそびえる剣岳の威容に感動した。間近でみると圧倒される。次の機会に再挑戦したいと思う。あの新田次郎は『剣岳・点の記』の取材のために64歳のとき、9月の雨の日に剣岳登頂をしたと聞いた。僕にはまだまだ時間があるということか。
せっかくの天気だったので、急遽予定を変更して別山に登ってきた。快晴の山頂からは富士山、白山、槍ケ岳などの山々が遠望でき、また富山湾や能登半島までの素晴らしい眺望を楽しむことができた。山頂で飲んだビールの味は格別であった。やっぱり山はいいなあ?
2日目は一転して快晴となった。目の前にそびえる剣岳の威容に感動した。間近でみると圧倒される。次の機会に再挑戦したいと思う。あの新田次郎は『剣岳・点の記』の取材のために64歳のとき、9月の雨の日に剣岳登頂をしたと聞いた。僕にはまだまだ時間があるということか。
せっかくの天気だったので、急遽予定を変更して別山に登ってきた。快晴の山頂からは富士山、白山、槍ケ岳などの山々が遠望でき、また富山湾や能登半島までの素晴らしい眺望を楽しむことができた。山頂で飲んだビールの味は格別であった。やっぱり山はいいなあ10月4、5日の両日、以前から希望していた剣岳登山に挑戦した。初日は雪模様となり凍えながら剣沢小屋にたどりついた。小屋の主人があらかじめ山頂近くまで確認のために登ってくれており、僕らが小屋に着くやいなや、状況の報告があった。それによると上のほうは凍結しており極めて危険だとのこと。やむなく登頂を断念した。せっかくの機会ではあったが仕方がない。慎重が肝要ということだ。
2日目は一転して快晴となった。目の前にそびえる剣岳の威容に感動した。間近でみると圧倒される。次の機会に再挑戦したいと思う。あの新田次郎は『剣岳・点の記』の取材のために64歳のとき、9月の雨の日に剣岳登頂をしたと聞いた。僕にはまだまだ時間があるということか。
せっかくの天気だったので、急遽予定を変更して別山に登ってきた。快晴の山頂からは富士山、白山、槍ケ岳などの山々が遠望でき、また富山湾や能登半島までの素晴らしい眺望を楽しむことができた。山頂で飲んだビールの味は格別であった。やっぱり山はいいなあ?
Back Number
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年