平成18年3月31日
 いよいよ明日から新年度である。今日は朝から退職した職員に対する退職辞令や新任部局長への辞令交付を行った。
人事という判断は極めて難しい。当然のことながら無数の解がある方程式である。加えていくつかの正解が予定されているわけでもない。
悩みながら積んだり崩したりして作業が進んでいくことになる。最後は自らを確信させることだと思う。
全体像を俯瞰してもらって人事権者の意図を読み取ってもらえれば有り難いのだが、曲解されることもあるから困るのだ。
辞令を受けた全ての職員が組織の総合力を高めるための人事であることを理解してくれることを願うばかりだ。
そして明日からの毎日、この組織が出力全開で大活躍することを期待したい。頑張ろう。
平成18年3月22日
 昨日のWBCの決勝戦は素晴らしい試合であった。長く巨人軍が低迷していただけに野球の中継を真剣に見ることが少なくなっていたが、日曜日の韓国戦と昨日のキューバ線は本当に面白く感動させられた。やっぱり野球は面白いなぁと再認識した。
 それにしても王ジャパンは強かった。パリーグの若手に優秀な選手がたくさんいることにも驚いたが、なによりも全員が心をひとつにしている様子が心を打った。頑張っている若者の姿はそれだけで感動を与えてくれるということか。
 イチローが日の丸を身体にまといながら、王監督と抱き合っているシーンは多くの日本人に、とりわけ若い世代に大きくて深い印象を与えたと思う。いやがうえにも愛国心ということを思わされたからである。こういう感覚が少しづつ大きくなっていくことを期待したい。若い世代は確実に変わりつつあると思う。これからも日の丸を掲げて飛躍してほしいものだ。