平成29年10月23日
昨日の風は長らく経験したことがないくらいに強かった。投票日だというのに雨と風が襲ってくるなんて…。夜になっても風がやまず、かえって強くなったと思われる中を当選のお祝いに出かけた。早々に帰り、テレビで全国の状況などを見ていたところ10時頃に停電になってしまった。窓から見える離れた住宅街は点灯しているのにわが家の周辺だけが停電していたのだ。おそらく強風で電線がどうにかなったのだろう。やむをえず大きな懐中電灯を娘の部屋に運び込み、僕は自室に蝋燭を持ち込むこととした。本当に久しぶりに蝋燭で明るさを得た。どうせテレビで選挙報道を見ることができないのだからということで寝室に蝋燭を置いて布団を敷き眠ることとした。しばらく小さな炎で燃えている蝋燭を見ていたのだが、子どもの頃を思い出して懐かしさが溢れてきた。昔はこういうことが時どきあったのだなあ。そんなことを考えながら蝋燭を見つめていると静かな気持ちになり、小さな蝋燭が燃え尽きるまで見つめていた。真っ暗になった部屋であれこれと考えていたがやがて眠りに落ちて行ったのだろう、気が付けば朝を迎えていた。深い眠りだったとみえて今日は体調が良い。たまには蝋燭の明かりで眠ってみますかな。
平成29年10月11日
さすがに疲れたし寝不足気味でもある。もう若くないのだから後日に酷い疲労感が出なきゃ良いのだが。
一昨日の深夜というか、昨日の午前零時台というか、とにかくそんな時間帯に羽田を出発して、タイのバンコクの郊外にある会場で開催された会議に参加してきた。夕方の5時半ころに自分のスピーチを終えると大渋滞の中をかなり焦りながら空港に向かい、午後10時5分発の便に搭乗し、今朝の6時過ぎに羽田に着いた。バンコクの空港のスタッフに「今朝タイに来たばかりなのにもう帰るの?」と訝しがられた。ほとんど日帰りに近い海外出張とはね。異常と言っても良かろう。まあ、スピーチが大成功だったので良しとしますか。
一昨日の深夜というか、昨日の午前零時台というか、とにかくそんな時間帯に羽田を出発して、タイのバンコクの郊外にある会場で開催された会議に参加してきた。夕方の5時半ころに自分のスピーチを終えると大渋滞の中をかなり焦りながら空港に向かい、午後10時5分発の便に搭乗し、今朝の6時過ぎに羽田に着いた。バンコクの空港のスタッフに「今朝タイに来たばかりなのにもう帰るの?」と訝しがられた。ほとんど日帰りに近い海外出張とはね。異常と言っても良かろう。まあ、スピーチが大成功だったので良しとしますか。
平成29年10月9日
先月のある日、所用があり車で関西まで出掛けたのだが、その際に遭遇したエピソードを一つ披露したい。
昼食を摂ろうとして多賀サービスエリアにあるレストランに入った。やがて僕の隣のテーブルに70歳前後の夫婦と思しきカップルが座った。食事をしながらも自然に耳に入ってくる二人の会話から2人が夫婦ではなさそうだということがうかがえた。自分でも聞き耳を立てるのは悪趣味だと思ったのだが、耳をふさぐわけにもいかない。分かってきたことは、2人がドライブがてらデートをしているということであり、お互いが知り合ってからまだ日が浅いということなどであった。食べ物の好みや若い頃に見た映画の話などで盛り上がっていた。特に女性の方が積極的で盛んに話題提供をしていた。僕よりも年長だと思えるカップルを微笑ましく盗み見しながら、結構なことだと思っていた。幾つになっても恋心を失くしちゃダメだよね。それが老いらくの恋であっても。食事を終えた僕はレジに向かう際に気付かれないように二人の表情を一瞬見たのだが、嬉しそうに輝いて見えた。外に出ようとした際にそのレストランの奥の方にもっと年長に見える夫婦?がドット柄のペアルックでいるのが目に入り驚いてしまった。こういう時代なのだな。うかうかしていられないと思わされる一日であった。
昼食を摂ろうとして多賀サービスエリアにあるレストランに入った。やがて僕の隣のテーブルに70歳前後の夫婦と思しきカップルが座った。食事をしながらも自然に耳に入ってくる二人の会話から2人が夫婦ではなさそうだということがうかがえた。自分でも聞き耳を立てるのは悪趣味だと思ったのだが、耳をふさぐわけにもいかない。分かってきたことは、2人がドライブがてらデートをしているということであり、お互いが知り合ってからまだ日が浅いということなどであった。食べ物の好みや若い頃に見た映画の話などで盛り上がっていた。特に女性の方が積極的で盛んに話題提供をしていた。僕よりも年長だと思えるカップルを微笑ましく盗み見しながら、結構なことだと思っていた。幾つになっても恋心を失くしちゃダメだよね。それが老いらくの恋であっても。食事を終えた僕はレジに向かう際に気付かれないように二人の表情を一瞬見たのだが、嬉しそうに輝いて見えた。外に出ようとした際にそのレストランの奥の方にもっと年長に見える夫婦?がドット柄のペアルックでいるのが目に入り驚いてしまった。こういう時代なのだな。うかうかしていられないと思わされる一日であった。
Back Number
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年