平成25年2月28日

 『今月の読書』

   「恋するフェルメール」 有吉玉青  著  講談社文庫
   「舟を編む」      三浦しをん 著  光文社
   「最も遠い銀河」    白川 道  著  幻冬舎文庫
   「永遠のゼロ」     百田尚樹  著  講談社
   「海賊とよばれた男」  百田尚樹  著  講談社
   「小さな建築」     隈 研吾  著  岩波新書
   「誇れる祖国 日本」  元谷外志雄 著  幻冬舎
平成25年2月21日
 昨夜「海賊とよばれた男」(上・下)百田尚樹著を読み終える。評判どおりに面白かった。先週は同じ著者の「永遠のゼロ」を読んだばかり。同じ著者の作品なのだから問題はないのだけれども、二つの作品中に引用されているエピソードの記述が極めて類似していて不思議な感じがした。
 今月は相変わらず時間の流れがゆっくりと感じる。おかげで読書が進みありがたい。先々週は白川 道のサスペンス「最も遠い銀河」を一気に読んだ。文庫本だったので四冊シリーズだったけれど飽きずに読みきれたが、これもまた面白かった。この人の作品では昔読んだ「天国への階段」も面白かった。「身を捨ててこそ」なんてのもあったっけ。読者を引き込む技量がすごい人だと思う。たくさんの本を読めるということは時間があるということ。もっと仕事に集中したいのだが…。
 今日は建築家の隈 研吾さんから彼の作品写真集と「小さな建築」という新書が送られてきた。夕方に時間ができそうなので読めると思う。隈さんにはいろいろとお世話になりっぱなし。あり難いことである。また、元谷外志雄著「誇れる祖国『日本』」幻冬舎刊も送られてきた。元谷さんにも若い頃からお世話になって来た。謝意を込めながらしっかりと読ませていただこうと思う。皆さんの著作に比べると僕のエッセイ集はあまりに軽いなあ。筆の力の差である。
 考えてみれば、毎月色んな本を読んでいる。月末にその月の読書結果を書いて行って見ようかな。読後感はともかく読了した作品名を連ねることなら簡単じゃないか。もっとも僕の滅茶苦茶な読書傾向が明らかになってしまうけれど…。
 

 
平成25年2月5日
2月に入った。やっと入ったという感じ。何故か1月の時間の流れが遅く感じられたからである。会議ばかりしてたからだろうか。それなりに仕事が充実していたと思うので飛ぶように時が流れても良さそうなものを。この一週間に憂鬱なことがいくつか起きたのだが、そのことが関係しているのかも知れない。先週の木曜日に長く交流のなかった古い友人から借金の依頼があった。断ったものの気が重かった。続いて大切な友人が入院。長くかかりそうとのこと。見舞って激励したけれど心配になる。そして極め付けが従兄弟の死である。彼もまた病んでいた。そろそろ憂鬱なめぐりを遮断したいと思う。まずは自分自身の気を明るくしていこう。夕刊によれば明日から全国で大雪との予報が出ているらしい。雪に負けない熱い気持ちで乗り切りたい。元気でいこう。