平成18年5月24日
いよいよ早起きの季節が到来した。先週あたりから午前4時30分頃に自然に目が覚める。明るくなり始める朝ぼらけの時間帯である。鳥も鳴き始めていて気持ちが良い。こういう時間に目を覚まして冷水で顔を洗う瞬間が大好きだ。身体中にエネルギーが漲ってくる感じがして気力が充実するのである。いつも一人の部屋で寝ているので早起きをしたからといって誰にも迷惑はかけない。友人の中には奥さんと一緒にダブルベッドで眠っているという信じられない仲良し夫婦もいるが、僕には到底理解できない。好きな時間に寝て、時には夜半に目を覚まして一杯飲んだりしながら、好きな時間に起きる暮らしが一番だと思うのだが。
いずれにしても早起きをしたからにはボーッとしてたのではもったいない。夏の登山に備えてのトレーニングだと思って、今週から早足でのウォーキングを始めた。去年までは酔っ払った勢いで夜中に歩いていたが、やはり朝のほうが良かろうというもんだ。なにせ今年は番場島からの早月コースで剣岳登頂に挑戦し、お盆には薬師岳から水晶岳へと足を伸ばし、その後に市役所から雄山頂上まで歩き通すという無謀な計画もあって大変なのだ。小雨決行の決意で続けたいと思う。カミさんも歩きたいと言うからそのうちに二人連れのウォーキングになるかもしれない。別々の寝室で寝てても仲良きことは美しきかな!かな?
いずれにしても早起きをしたからにはボーッとしてたのではもったいない。夏の登山に備えてのトレーニングだと思って、今週から早足でのウォーキングを始めた。去年までは酔っ払った勢いで夜中に歩いていたが、やはり朝のほうが良かろうというもんだ。なにせ今年は番場島からの早月コースで剣岳登頂に挑戦し、お盆には薬師岳から水晶岳へと足を伸ばし、その後に市役所から雄山頂上まで歩き通すという無謀な計画もあって大変なのだ。小雨決行の決意で続けたいと思う。カミさんも歩きたいと言うからそのうちに二人連れのウォーキングになるかもしれない。別々の寝室で寝てても仲良きことは美しきかな!かな?
平成18年5月15日
最近、しばしば自分が老化してきたなぁと感じさせられる。まさか加齢臭を発散していることはないだろうけれど…。少なくとも記憶力が減退していることは間違いがない。あるいは発想が大人しくなっている。過激がいいというわけじゃないけれど、まったくトゲや毒がないのもいただけないと思う。
実際、エレベーターなどの閉鎖空間に身をおいた際にその場の平均年齢を押し上げている自分に気づくことがしばしばである。若さがうらやましい。
ところが、先日の森 光子さん主演の「おもろい女」を観劇した際には久しぶりに自分が平均年齢を下げているなと感じて笑ってしまった。僕ら夫婦の周りはほとんどの人が高齢者だったからである。
面白いのはその高齢者の集団のほとんどの人よりも舞台上で熱演していた森 光子さんのほうが年長だということだ。85歳にもなろうかという人の演技を60代、70代の皆さんが楽しんでいるのだけれども、その観客のほうがよほど年寄りなのである。まず私語が多くてうるさい。決して舞台に集中していないわけではなく、皆さん楽しんでいるのではあるが、まるで家庭でテレビを見ているかのように隣り同士で解説しあったり意見を言ったりしながらの観劇なのである。そのくせ感情移入も激しいものだから時々奇声を発したり叫んだりするものだから、うるさいっと言ったらないのだ。そっと注意しようかと振り返ってみたが、皆さんの顔を見てあきらめた。とても通用しそうになかったからだ…。そして次には何かを食べる音にも悩まされることとなる。あらかじめ用意されているところを見るといつもそうしているのだろうか?あな、おそろしや。
やがて高齢者が激増していくことを考えると大変だ。コンサート会場や劇場は舞台の上よりも観客席から発せられる声のほうが大きくなるかもしれない。そしたら舞台の演者はそれに負けじと大音声になり、それにつれてまた…という風に連鎖して行き、最後はもう大爆発だア!ということになりかねないぞ。場合によったら、客席で踊り始めたり食べるものがなくなったと言って出前を取るものが現れたり…。そんなことはないにしても恐ろしいことになりかねないのだ。
もっともその頃には僕もその集団にしっかり仲間入りしているのかもしれないなあ。いや最前列の席で大声を上げているに違いない。「いいぞ!いけいけ!」「ウルセーゾー!」「腹減ったあ。なんかよこせ!」「踊り子のスカートをもっと短くしろい」「金かえせー!」なんてネ。
実際、エレベーターなどの閉鎖空間に身をおいた際にその場の平均年齢を押し上げている自分に気づくことがしばしばである。若さがうらやましい。
ところが、先日の森 光子さん主演の「おもろい女」を観劇した際には久しぶりに自分が平均年齢を下げているなと感じて笑ってしまった。僕ら夫婦の周りはほとんどの人が高齢者だったからである。
面白いのはその高齢者の集団のほとんどの人よりも舞台上で熱演していた森 光子さんのほうが年長だということだ。85歳にもなろうかという人の演技を60代、70代の皆さんが楽しんでいるのだけれども、その観客のほうがよほど年寄りなのである。まず私語が多くてうるさい。決して舞台に集中していないわけではなく、皆さん楽しんでいるのではあるが、まるで家庭でテレビを見ているかのように隣り同士で解説しあったり意見を言ったりしながらの観劇なのである。そのくせ感情移入も激しいものだから時々奇声を発したり叫んだりするものだから、うるさいっと言ったらないのだ。そっと注意しようかと振り返ってみたが、皆さんの顔を見てあきらめた。とても通用しそうになかったからだ…。そして次には何かを食べる音にも悩まされることとなる。あらかじめ用意されているところを見るといつもそうしているのだろうか?あな、おそろしや。
やがて高齢者が激増していくことを考えると大変だ。コンサート会場や劇場は舞台の上よりも観客席から発せられる声のほうが大きくなるかもしれない。そしたら舞台の演者はそれに負けじと大音声になり、それにつれてまた…という風に連鎖して行き、最後はもう大爆発だア!ということになりかねないぞ。場合によったら、客席で踊り始めたり食べるものがなくなったと言って出前を取るものが現れたり…。そんなことはないにしても恐ろしいことになりかねないのだ。
もっともその頃には僕もその集団にしっかり仲間入りしているのかもしれないなあ。いや最前列の席で大声を上げているに違いない。「いいぞ!いけいけ!」「ウルセーゾー!」「腹減ったあ。なんかよこせ!」「踊り子のスカートをもっと短くしろい」「金かえせー!」なんてネ。
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