平成30年11月27日
 今朝は凄く寒い。今年の秋一番の寒さではないかと思う。予報では日中は逆に暖かくなるようだが、そういう日ほど朝の6時から7時頃にかけて冷え込む。考えてみればもう初冬なんだな。そんなことを思ってやっと気付かされた。廊下に架けてある絵を取り換えなきゃと。寒い廊下だったけれど頑張って「パリの秋」から「パリの冬」に架けかえた。気分はもう冬モードに入った感じ。玄関に飾っていたススキと月見の飾り物も慌てて片付けた。ついこの間まで暑い、暑いと言っていたのになあ。今年の秋はあっという間に過ぎて、また季節が移ろっていく。時の過ぎるのが早い。こうやって老いていくということか。
平成30年11月26日
 一週間かけて南米チリの首都サンチアゴに行ってきた。チリの大統領夫人主催の国際セミナーにゲストスピーカーとして招かれたからである。移動時間が25時間を超えるという地球の裏側への旅は興味深くもあったがさすがに疲れた。

 そんな旅の疲れを癒そうと、帰国した日の夜に馴染みのお店で知人とお酒を飲んでいた。何組かのお客で賑わっていたそのお店にやがて若いカップルが来店した。男性のほうがそのお店で以前にアルバイトをしていたとのこと。その男性が前日に同行の女性にプロポーズをしてOKを貰ったので、その嬉しいニュースをかつて世話になった店の店主夫婦に報告に来たと言った。店主も驚いたがお店で飲んでいたお客全員が驚いた。そしてその場にいたみんなが温かい目で輝いている二人をみつめおめでとうと言って祝福したのだった。僕は少しやりすぎかなと思いつつお店にシャンパンを一本オーダーし、みんなで乾杯をして若い2人を祝福しようと提案した。そして厨房にいた従業員も含めてその時にお店にいたみんなで2人の未来が輝くようにと願って乾杯したのである。2人はすごく喜んでくれたし、僕らはみんな幸せな気分になることができた。得がたい瞬間を持つことができて良かったと思う。お洒落な祝福の時間を持てたことを僕自身の気持ちとしてもすごく嬉しく思った。僕もそれなりにシャンパンをお洒落に使える大人になれたということか? 支払いが高くなってしまったけれど…。
平成30年11月11日
 過日、新しく買った除雪機が届いた。除雪幅80㎝、除雪高58㎝、投雪距離最大19メートルという性能を備えた最新型である。去年の大雪に懲りてのことだ。下取りしてもらった旧来のものも同じようなサイズではあるものの、20年以上も前に購入したものなのでここ数年は雪をとばす機能が落ちてしまい、ほとんど雪を押すだけの除雪機と堕していた。そこで今年こそ買い替えようと思い、なんと猛暑だった8月に注文しておいたのである。それがいよいよ届いたという次第。ガソリン・エンジン駆動なのだが燃料も満タンにしてある。雪が降り始めるまでまだまだ間があるけれど、心のどこかでは早く雪が来ないかとワクワクしている。66歳になっても、おもちゃを手に入れた子供そのままである。雪よ来い!か。
平成30年11月6日
 今朝早く、わが家に新聞紙で包まれた自然薯と柚子が2個届いた。僕が奥の部屋で片づけをしている間に誰かが持ってきてくれて、おそらく声を掛けていただいたのだろうが、僕が気付かなかったので勝手口のドアを開けてそっと置いておいて頂いたらしい。どなたのお蔭なのか何の手がかりもなく困ってしまった。わが家は時どきこういうことがある。誰か分からないのだけれどどなたかが野菜や果物を届けてくれているという状況だ。お礼を言わなきゃと思うけれど手がかりがない。そんな時は途方にくれてしまうのだが、お昼頃になると「黙って置いてきました。」などと電話があったりメールが届く。有り難いことだと思う。今日も昼時にメールがあり、落ち着くことができた。頂いたからには心して食べなきゃなと思うのだが相変わらず外食の日が多いのが悩みである。先日、長芋や大根を電動でおろす器具を買ったので近いうちにいただいた自然薯で試してみたいと思う。鍋が美味しい季節である。晩秋は美味しく野菜を食べることとしたい。