平成25年6月28日

 『今月の読書』


   「日本野」       「日本野」製作委員会 著  日経BP社
   「快挙」        白石一文       著  新潮社
   「さあ、前に進もう!」 PHP研究所      著  PHP
   「開高健名言辞典 漂えど沈まず」
               滝田誠一郎       著  徳間書店
   「100回泣くこと」  中村 航        著  講談社
   「旅びと」       矢浪さだ        著  個人出版
   「人生を逆転する学校」 宮澤保夫       著  角川書店
   「ゆうじょこう」    村田喜代子      著  新潮社
   「at Home」   本多孝好       著  角川文庫


  
 
  
平成25年6月24日
 昨夜は大変な目にあった。全ては自分の失敗のせいなのである。夕食に摂った食品のうちの何が悪かったのか、いったん眠りについた後の午後10時頃から吐き気をもよおし、以後1時間ごとに吐いていた。おかげで寝不足のまま朝4時から活動開始。今もボーッとしている次第。
 6時に起きてきた娘に尋ねるとなんとも無いとのことなので、原因の食品が絞られてきた。僕だけが口にした食品と言えば、賞味期限が2013年12月となっていた中華スープの缶詰、賞味期限が2012年9月となっているラー油、そして1ケ月ほど冷凍保存していたホワイト・アスパラガスの三点である。どう考えても犯人はアスパラガスに違いない。いやいや犯人扱いしたのではアスパラガスに申し訳が立たない。夕方に出かける用事があり、冷凍庫から出したアスパラを水につけたまま2時間半ほど放置していたことがよくなかったのだと思う。全ては僕の失敗に起因しているのだ。せっかくオランダにいる知り合いが送ってくれた本場のホワイト・アスパラガスだったのになあ。解凍をするということが本当に難しい。凍ったまま茹でれば良かったのだろうか?一度勉強しなおさなくてはならないなあ。娘が食べていなかったことがラッキーであった。今日も元気に出勤していった。よしよし…。
平成25年6月19日
 何年も前からフェルメールの作品を巡るたびを続けてきている。先に市の広報に掲載したエッセイでも触れたが、この5月のドレスデン、ベルリンの旅で新たに3点の鑑賞ができた。この結果、残す作品はバッキンガム宮殿にある「音楽のレッスン」だけとなったのである。以前にどこかで毎年7月から9月にかけて一般公開されるらしいと読んだ記憶があったので、英語の得意な人にお願いしてバッキンガム宮殿の王室コレクション美術品担当の方に問い合わせてもらった。
 本日,その回答が届いた。それによると毎年夏にバッキンガム宮殿のステート・アパートメントが公開される際に「音楽のレッスン」が展示されるとのことであった。そのうえで、今年は予定が変わり、6月26日から9月8日まではナショナル・ギャラリーで開催されるフェルメール展に貸し出されることが記されてあった。そして来年の日程はまだ確定していないとしたうえで、ほぼ同じ時期にステート・アパートメントが公開されるだろうとのことである。
 さすがに今年の8月にロンドンに行くことはできないのでナショナル・ギャラリーに行くことは諦めるとして、是非とも来年は挑戦したいと思う。つまり来年の夏休みはロンドン行きに決定ということ。早速、旅費の積み立てを始めなくちゃね。
 今年の夏にロンドンに行ける人は是非ナショナル・ギャラリーに寄ってみてください。

平成25年6月3日
 一週間のヨーロッパ出張からやっと帰ってきた。移動と会議の繰り返しだったけど充実した日々であった。チョット時差ぼけ気味なのか、今朝は寝過ごしてしまい下の娘に起こされてしまった。娘が家を出るのが普段よりも早いのだと夕べ聞かされていたのになあ…。反省。

 さて、ストックホルムでアテンドしてもらった日本人女性から聞いた話しに驚いてしまった。彼女はスウェーデン人の男性と結婚をしていて1年に一度くらい帰国するのだという。かっては、スウェーデン人であるご主人が税関においてしばしばポルノ雑誌を持っていないのかとの質問を受け、カバンの中を確認されていたと言っていた。もし本当にそうならわが国の税関はどうかしているとしか言いようがない。スウェーデン人=ポルノという発想は如何なものか。さしずめ日本人=危ない浮世絵とでもなるのかねぇ。さすがに今はそういうことは無いとのことだが、日本人であることを恥じ入る話であった。