平成15年5月26日
 最近、特に酒を飲む機会が多い。なるべく飲み過ぎないように気を付けているのだが、時々には度を越してしまう。そんな時に困るのが、翌朝目を覚ましてみると前夜の出来事の後半部分の記憶がまったくないということが発生することである。もっとも酔っぱらっている最中はそれなりに話したり行動したりしているようだ。別段、乱暴狼藉をはたらいている様子もなければ、酔った勢いで妻の寝室に侵入したりしている風でもない。もちろん見知らぬ部屋で目がさめたということもない。それどころかパジャマに着替えた後でズボンをプレッサーにセットまでしているのである。それでも記憶が途切れた後から目覚める瞬間までの数時間の出来事を(もっともその数時間のうちの殆どは泥のように眠っているのだが)まったく思い出せないのである。困ったものだ。
 恐る恐る一緒に飲んでいた人に訊ねてみると、それほど酔っているという風ではなかったという答えが必ず返ってくる。そうだったのかと安心した頃から少しずつ記憶がよみがえって来るから不思議である。おそらく脳の中の記憶を呼び戻す部位がその頃まで酔っぱらっているのだろう。人間の記憶のメカニズムというものは極めて複雑なものなのだと思い知らされる。同時に酒の魔力についても思い知らされることとなる。思い知ったからには学習効果を発揮するのが人間である。今日からは深酒することとなった時には、飲みながらしっかりメモを取っておこうか?。それよりも数多い今までの飲酒による失敗話をこれ以上増やさないためにも、午後9時になったら何があろうと帰宅するという方針を明確にした方が良いのかもしれない。それこそが学習効果ではないのか。しかし現実にそんなことを実行できるのか。困難だがやらねばなるまい。ムムムムム、ムッ。
 とりあえず飲みがら考えることにしよう。6時から飲み出せば9時までに3時間もあるじゃないか。答えを出すのに十分な時間だ。ウフフフ。
平成15年5月15日
 市議会の選挙が終わったとたんに自民党議員団が二つに分裂するという事態になった。議会のことだけにコメントすべき立場ではないものの、議会人事の決定がスムーズに進んでいないのが゜気がかりである。当初の日程どおりに六月議会や合併法定協議会などの諸会議が開かれることを期待している。
 ところで、昨日と今日の2日間、1年に1度の人間ドックに入ってきた。今回は初めて大腸スコープ検査も受けた。なんと1.8リットルもの下剤を飲んだのだが、一時に飲んだ液体の量としては我が生涯で最高ではないかと思う。おかげで概ね1時間後には僕の胃袋も腸もスッカラカンという状態になっていた。身体が再生したようで不思議と気持ちが良かった。いろいろとチェックされたが取りたてて悪い部位はなかったようで安堵している。ただ、予想どおりのことだが、運動不足の解消とアルコールの取り過ぎを改善するように指摘されて帰ってきた。少なくとも今日は飲むまい。