平成19年11月30日
 まずはお詫びと若干の説明をします。11月8日付けの書き込みの意味が不明だと何人かに言われました。ふざけた文をあまり明確に書いてもどうかと思ってシチュエーションを変えて表現したものですが、あまりに変えすぎて言いたかったことが伝わらないという最低の文になってしまっていました。お詫びします。内容は大連立騒動を皮肉ってみたものです。人妻をO代表に、相手の男をF総裁に、○○家を民○党として読み直してください。



 さて、ここからが本日の本題。気分を切り替えて読んでみていただきたい。

 面白い本を見つけた。全国亭主関白協会会長の天野周一という人が書いた「亭主力」という新書である。亭主関白協会と言っても旧来の亭主関白像を広めようとしているのではなく、妻をちやほやと持ち上げようとする、会長の表現を借りれば、新・亭主関白主義を普及しようとしているのだ。亭主はお茶の世界ではもてなす人のことであり、関白は天皇を補佐する人なのだから、天皇たる妻におつかえしもてなすことこそ夫のあるべき姿だと主張する。そして夫が正しい亭主になれば妻は喜び、家庭が円満になり、子供が正しく育ち、地域社会が円満になり、国も発展するのだと述べるのだ。いやはや。
 この書の中で夫婦関係を円満にする秘訣として二つのポイントが示されているのだが、これが面白かったので紹介したい。一つは、「愛の三原則」と称されるもの。いつも妻に対して「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」と言い続けることが大切だと言うのだ。そりゃ確かにそうだよね。僕も何とか実践してみたいと思うよ。面白いと言ったのはもう一つの方で、その名も「非勝三原則」という仰々しいものなのだ。そして夫婦喧嘩の際には亭主たるものこの「非勝三原則」を心の中で唱えなければならないと言うのである。この三原則とは①「勝たない」 反論をすれば一時間で済む喧嘩が2時間になるだけだから、勝たないようにすること。②「勝てない」 やもや、その喧嘩に勝っても、敵は20年前の浮気を引き合いに出してくるから、結局のところ勝てないのだ。③「勝ちたくない」 もしそこで勝っても、次の機会に5倍、10倍になって跳ね返ってくるだけだから勝ちたくない。これが「非勝三原則」。面白い。敵が先制攻撃を仕掛けてきても専守防衛に徹し、「非勝三原則」を掲げて嵐が過ぎるのを待つべしということ。妻をやり込めてやろうなどとと思っているうちは成熟した家庭人ではないということか。はたして僕にできるかな?  一読をお勧めします。
平成19年11月8日
 密会を重ねていた人妻が相手の男から「わが家の家族と君の家の家族とで同居しない?」などと誘われて、「あら、いい話ね。家族の了解を取ってくるね。」などというところから話が始まった。ところが家族は猛反対。「何を馬鹿なこと言ってんだよ。そもそもなんで他所の男と密会してたんだ。いい加減にしろ!。」ということになる。人妻は逆ギレして「分かったわよ!もういいわ、どうにでもなれば良いのよ。どうせうちの家族はダンナも子供も舅や大舅たちも程度の悪い連中なんだから。あんた達には付き合ってらんないわよ。もう家を出ちゃおうかしら。」と言い放つ。「おい、そりゃないだろ。お前がいないと誰がご飯を作ったり、掃除をしたりするんだ。お前以外にはまともに稼いでくる奴はいないんだから。頼むからブチキレするのは止めてくれ!。これからは何でも好きなようにしていいからさぁ、場合によってはこれからもアイツと密会してもいいからさ。頼むよ。家族みんなで頼むからさぁ…。」家族の周章狼狽ぶりが目に浮かぶ。「あら、そんなに言ってくれるのなら考え直すわ。密会してたとは言え、おかしなことしてた訳じゃないし。確かに二人っきりで部屋にはいたんだけど…、ベッドに入ってた訳じゃないしね。やっばりそこまで言ってアタシを頼りにしてくれるのはアンタ達だけね。嬉しいわぁ。」などと言って人妻は涙ぐんでいたとさ。家族愛は強し!といったところか。○○家に幸多からんことを祈る。