平成15年6月30日
 先日予告していた立山行を大胆にも実行した。朝から雲行きが怪しかったにもかかわらず、天気予報頼みで決行した。室堂から一の越しへ行く段階で既に視界が極めて悪く、周囲の地形が見えないまま雪上をヤミクモに登っていくという、言わば「八甲田山死の行軍」状態であった。この時ばかりは「みくりが池山荘」で温泉につかりながらビールを飲むという風に計画を変更したいと絶叫していた。
 予定の時間より遅れて一の越し山荘にたどり着いたこともあり、当初の計画どおりに縦走することはできなかったものの、大汝山山頂に立つことができた。ここが富山県における最高標高地点だと聞いて少しばかり得意になっている。雷鳥に出会ったりいろいろな人に声をかけられたりして楽しかったが、何よりも黙々と無心になって歩くという時間が実に気持ち良く、最高の一日であった。同行の皆さんに迷惑をかけることなく登山ができ、おかげで体力に一応の自信を持つ事もできた。上々の結果であった。
 それよりもなによりもひょっとしたら山好き人間だったのかも知れないと思い始めている自分に驚いている。案外、無謀だといわれている剣岳登山も実現するかもしれないナァ。気分は既にヒラリー卿化しているのである。
平成15年6月25日
 ここ数日、文章を書くために早起きをしている。早朝4:30頃に起きると朝食までの時間が長いうえに電話が入ったり人が訪ねて来たりということもないので作業がはかどる。この調子で毎日の生活リズムにできたらいいのだが。もっとも午後の9時頃になると眠くて困る。以前のように早寝早起きに戻せばいいのだろう。
 僕はもともと夜型人間ではないにもかかわらず、ここ1、2年のうちに少しづつリズムがおかしくなっていたのだろう。ヒトは元来外が明るくなったら起き出す生き物なのだ。農家の長男らしく生活していこう。
 ところで、次の日曜日に初めて雄山から別山、雷鳥平と縦走をする予定。はたして足手まといになって同行者に迷惑をかけないだろうか、心配である。おそらく足が笑うこととなってみんなに笑われるのだろうが、気力で頑張るつもり。結果は如何に。
平成15年6月18日
 6月に入り議会が始まったこともあり、なかなか書き込みができなかった。いつものことだが反省しきり。今度の議会は統一地方選挙後最初の議会でもあり、一般質問者が18名となりいささか大変であった。そうは申せ、新人議員の7名が全員初登壇となり期待を持ちながら議会に臨めた。さすがに新人の皆さんは清新である。それぞれの意気込みや緊張も伝わってきた。かって自分がはじめて議会で質問した日のことなどが思い出されて心がなごんだ。あらためて初心忘れずという心境にさせられて良かったと思う。いつも意欲と緊張感を持って頑張っていこう。僕には動きつづけるという能力しかないのだから。