平成19年3月23日
 一週間ほど前からまた一つ新しいことを始めた。なんと生まれて初めてピアノに挑戦しだしたのである。そうは申せバイエルからおけいこを始めようというのではない。何か一曲でいいからピアノで簡単な弾き語りが出来たらなぁと思ってほとんど衝動的に始まったのである。西田敏行の歌でヒットした「もしもピアノが弾けたなら」の心境なのだ。
 たまたま若手の職員の中に電気ピアノを貸しても良いという者がいたので僕の執務室に持ち込んでもらい、加山雄三の「海・その愛」の弾き語りに挑戦することとなった。その職員になるべく簡単な指使いで済むような楽譜を書いてもらい練習を開始して一週間くらいになるがなかなかに面白い。もちろん人前で披露できるようなレベルではないけれど一人で悦に入っているのである。
 練習自体が面白いのはそのとおりなのだが、若い頃からやってみたかったことにまた一つチャレンジしていることが楽しいのだ。一昨年から始めたアルトサックスも続いているし、三年ほど前からやってるイタリア語の勉強も楽しい。忙しい毎日だからこそ集中できると思う。全ては楽しい老後のために…。
 ところで4月7日の今年のチンドンコンクールのオープニングセレモニーでアルトサックスで出囃子を演奏することとなっている。こちらも練習しなくちぁ。
 


平成19年3月5日
 今朝から突風が吹いている。さっき聞いたところでは富山市で最大瞬間風速31メートルを記録したそうだ。出勤途中で窓ガラスが割れているのを見かけたが無理もないと思う。我が家は大丈夫だろうね。
 下の娘が今日から修学旅行でシンガポールに出かけたのだが、無事に関空にたどり着いただろうか。心配である。数日前から楽しみにして話してくれていたので順調な旅となることを願わずにいられない。何度かシンガポールに行ったが、下の娘を連れて行ってやることが無くさびしい思いをさせていただけに、良い思い出を作って帰ってくれることを期待したい。
 長女と二女とは六歳違いなのだが、この6年の時間差がその後の僕自身の生活の変化によって僕と二人との接し方に大きな差異を生じさせている。県会議員であった頃までは今ほどには多忙でなかったので、長女と二人で外国に出かけることも何度かあった。今の立場になってからはそういう時間を見つけることが難しく二女と二人で出かけたことは一度も無い。寂しさや物足りなさを感じていると思う。昨年、カミさんと二女の三人でプラハに行けたのがせめてもの救いである。帰ってきたらじっくりとお土産話を聞いてやるとしよう。Bon Voyage! (イタリア語だと Buon Viaggio!)