平成29年7月27日
 先ほどアメリカのワシントン・ポストの記者のインタビューを受けた。あのワシントン・ポストである。キャサリン・ランペルという女性記者と通訳の二人が東京から新幹線で訪れてくれた。7月23日から29日までの間、東京を中心に取材活動をするとのこと。同記者の関心事の一つが地方における子育て支援の現状ということであり、富山市がこの4月から運営している産後ケア応援室、お迎え型病児保育室、こども発達支援室などについて熱心な質問があった。ワシントン・ポスト紙のオピニオン・コラムニストらしく核心をついた質問ばかりであった。それにしても世界的な影響力を持つ有力日刊紙であるワシントン・ポストが取材に来るとはねぇ。記事になるのかどうかは分からないけれど、世界に向けて発信されることになれば望外の喜びだ。
 もっともこの富山においては、ワシントン・ポストの取材を受けたということ自体が既に一つのニュースだとも言えよう。ありがたいことだ。
平成29年7月13日
 今日は7月13日である。僕の誕生日は8月13日なのでちょうど1か月後に満65歳になる。いよいよ高齢者の仲間入りだ。放蕩の限りを?尽くしていた二十歳前後の日々を思えば、よくぞ大病もせず高齢者の歳まで元気に馬齢を重ねてこれたものだ。亡くした妻や先に逝った友のことを思えば感慨深いものがある。これからこそが人生の充実期だと思う。ゆっくりと着実に日々を過ごしていきたいものだ。
 そんなことを思いながら帰宅してみると、富山市介護保険課から介護保険被保険者証が届いていた。いよいよ介護保険の第1号被保険者という立場になったのである。緑色の被保険者証を手にしてみると、もう若くはないのだなと思わされる。これからの後半生が、保険料を払い続けるだけで介護サービスを受けることのない毎日となるように身体と脳細胞を鍛えていきたいと思う。先ずは、届いた新品の被保険者証を肴にイモ焼酎のお湯割りといきますかな。息災、万歳!