平成26年5月22日
 今朝は大失敗をしてしまった。5時ころに起きる予定でいたにもかかわらず、目が覚めたのが7時2分だったのである。今月前半のシアトルとヘルシンキ出張から帰って以来、おそらく時差ボケに違いないのだが、早朝2時とか3時に目が覚めてしまうのだ。それがいつまでも改善せず、今朝も3時にいったん目が覚めてしまった。これが4時ならそのまま起き出すのだが、躊躇しながら横になっていたら結果的に冒頭に述べたような大失敗になったという次第。
 それにしても7時起床という寝坊はね。こんなことは若い頃の学生時代以来のことではないかと思う。温泉に泊まってのんびりしようとしても外が明るくなれば自然に目が覚めるのになあ。かなり疲れがたまっているのかもしれない。しっかりしなきゃと思う。
 大急ぎで風呂に入り、仏壇に手を合わせ、猫に餌をやり、娘と簡単な朝食を摂って、新聞を斜め読みしながらいつも通りの時間に家を出ることができた。そんなことを思うと、いつもの目が覚めてから家を出るまでの3時間くらいはいったい何なのかね。まあ家の周りをぶらぶらしたり、廊下にモップをかけたり、玄関を掃いたりということなんだけど…。でもこれが大事な時間なんだと思う。
 明日からはきちんと4時に起きることとしよう。たとえばまた3時に目覚めたとしたら、これからはそのまま行動開始ということにしよう。はやく体内時計を正常にしなきゃ。すべてのカーテンを開けて眠ってみようかな。明朝はどうなりますやら。 

平成26年5月14日
 5月の12日にヘルシンキから帰ってきた。現地時間で11日の午後5時半頃の出発予定だったフライトが機材整備の都合で4時間も遅延してしまった。整備不良のまま飛行されても困るので遅延はしょうがない。しかし出発ゲート付近のラウンジで4時間過ごすのはさすがに疲れてしまった。持っていた文庫本を読み終えてしまうと無聊をかこつのに難儀した。そして、手持ち無沙汰に耐えかねた僕はついに禁を破ってしまったのだった。なんと国際版「朝日新聞」を手にしたのだった。慣れないからか、紙面構成に違和感を感じたものの見出しで内容を判断しながら拾い読みをしていた。少しは人間の幅が広がったかもしれないなあ。へへへへ。

 さて、ヘルシンキの空港でのエピソードをもう一つ。トイレの小用便器についてのバカ話です。便器に向かって立って用を足そうとすると、便器の中においてある鏡と正対することになるのだ。したがって、鏡に映ったズボンからむき出しになった器官を見つめながらの作業になるのである。いったい何のために鏡が置かれているのだろうか。自らを見つめ、生き方を考えろということか。不思議な構造のトイレであった。